建設業で施工管理として働き10年以上になりますが、もう何もかも嫌になり、日々辞めたいと
思うばかりです。そこで、なにがつらいか?をしっかりと整理して、これからの行動に移す指針
にしようと思います。
まず、建設業は昔から3K(きつい、汚い、危険)とされ非常につらい仕事であることは今も変
わりません。
何がつらいか?
1.朝早くて、夜遅い。
→残業が当たり前‼
2.土曜・祝日は休みではない。
→休日出勤が当たり前‼
3.夏暑くて、冬寒い。
詳細は以下になります。
朝が早い
→まず、現場のために作業員の休憩所を使えるように準備します。夏ならエアコンを、
冬ならストーブを使用し、いつでも休憩できるようにします。
工事現場は、基本的に朝の8時から夕方の17時が作業時間となるので、朝は遅くても
7時過ぎぐらいには現場にいないといけません。
夜遅い
→現場は朝8時から夕方17時までですが、現場監督は作業終了と同時に帰れるわけでは
ありません。日中は現場での様々な問題(図面と仕様が違うなど)を打合せし解決方法を
考え、発注者に報告や変更の許可をもらい作業が止まらないように努めるため、なかなか
本来の仕事に手が回らないことが多いです。
現場の仕事は、日々の工程管理や写真整理、安全管理、予算の管理などの他に現場事務所や
トイレの掃除など仕事と言うにはグレーゾーンなことも多数あります。とても一人でする
には大変なことばかりです。
土曜日・祝日は休みではない。
→工期を常に(最重要!)考えながら作業を進めるため、休みを考えている状況ではないのです。
また、この建設業界全体の問題だと思いますが、実際に作業する職人さんたちは、月給では
なく請負う作業内容により金額(給料)が決まるので月曜日~土曜日まで働き少しでも早く作業
を終わらせれば、その分給料が増すのです。そのため、土曜日や祝日を休まないことが多いの
です。工事現場の作業とは各作業の積重ねになりますので、結果として土曜日・祝日は休みに
ならないことがほとんどです。
夏暑くて、冬寒い。
→現場事務所は基本的にプレハブなので雨、風が防げるだけで保温性はありません。夏は、
クーラーをガンガンにし、冬は石油ファンヒーターをフル稼働させます。
しかし、外は冷暖房器具を使用するわけにはいきません。(扇風機等はありますが、、、)
暑い中、寒い中での作業となるので本当に辛いです。